T's home/津野建設株式会社のスタッフブログ
『月刊にいがた』
 久しぶりに晴れ間の広がった昨日の日曜日、雑誌『月刊にいがた』の取材で


昨年末に完成お引き渡しをした中央区S様邸にお邪魔してきました。





お引っ越しをされて3か月、すっかり片付いた家のあちらこちらに、


御主人のS様が昔から集めていたというお気に入りの家具たちが置かれ、


見学会の時とはまた違う、とても素敵なイイ雰囲気になっておりました。






休日の貴重な時間に取材に応じていただきまして、本当にありがとうございました。


記事の掲載は25日発売の『月刊にいがた』4月号、みなさまぜひともご覧ください!!



by津野幹也

感謝・感激!
 S様邸の完成見学会も大盛況の内に無事終了しました。


S様ご家族にはこの場をお借りして心より感謝申し上げます。


また、休日の貴重な時間を使い足を運んでくださいました大勢


の見学者のみなさま、本当にありがとうございました。


2日間で60組近くの方々にご来場いただきまして、


感謝・感激でございます!

プランのご依頼をいただいたお客様、早速とりかかって参りますので、


今しばらくお待ちください。


by津野幹也








インターホンカバー


 見学会を控えたS様邸は仕上工事の真っ最中です。


壁や天井のクロスを貼り終えると器具付と言う工事の段階になります。


器具付とは、そのままですが照明器具やコンセント・スイッチ・トイレの


便器・洗面台等の電気や給排水設備の器具を取り付ける事をいいます。


そんな最中、トイレのペーパーホルダーを選んでもらおうとS様にお渡し


したカタログの中に玄関インターホンカバーがありました。マンション


では一般的に使われていますが、戸建ての住宅ではあまりなじみがない


ようです。でも、それらはステンレス製のものがほとんどで、なんか冷たい


感じがします。そこで「表札とセットで作ってしまいましょう。」とご提案。


その完成品が下の写真です。


 

お分かりかとは思いますが、左側が表札で右側がインターホンカバー


です。素材はチーク材、堅くて伸縮が少なく水にも強い。外部で使うには


適した材料です。実際に取り付けた様子は11月26日(土)27日(日)


完成見学会」でご確認ください。ご来場お待ちしております!! 



by 津野幹也

完成見学会の日程
 
 前回のつづきからになりますが、レッドシーダーの塗装も完了しました。


屋外木部のクリアー(透明)塗装が可能なオスモカラーで仕上です。




          【塗装前】                      【塗装後】


 あまりの鮮やかさにしばらく見惚れてしまいました。玄関ドアの色合いにも


より近くなって、白いそとん壁との相性もGOOD!S様にも納得していただ


ける仕上りに違いありません。(いろいろとたくさん悩んだ甲斐がありました。)



 コチラはそとん壁の上塗りの様子、左官屋さん4〜5人でいっせいに塗って


いきます。






 上塗りの乾き具合をみて、かき落し器というブラシを丸く回しながらかき落して


仕上ていきます。「肩が痛いーっ」と左官屋さんも辛そうでした。(がんばって!)







 
         【上塗り後】                  【かき落し後】





 今週末には足場が外れる予定。完成見学会の日程も決まりました。


11/26(土)・27(日)の2日間を予定していますが、日程の合わない方には


11月18日頃から見学会前日の25日までご案内できる予定です。(土日・祭日


OK。遠慮なくお問い合わせ下さい!)詳しい内容につきましてはTEL又はHP


より直接ご連絡を。 みなさまのご来場をお待ちしております!


担当(主任:津野)携帯 090−7833−6007



by 津野幹也





ウェスタンレッドシーダー

  S様邸は大工工事もようやく完了し、今週より仕上の段階に


入りました。以前にもご紹介したように外壁はそとん壁、ただ今


下地のラス網張りの真っ最中です。ラス網とはそとん壁のとき


もそうですが、モルタルなどの塗り壁のときに下地に張り付ける


金網の事をいいます。これを張ることによって網の穴の部分に


そとん壁の下塗り材またはモルタルが引っ掛かって固定され、


はがれたりひび割れたりするのを防ぐわけです。天候が少々


心配ですが1週間〜10日ほどで外壁のそとん壁は完成です。 


毎回のことですが足場の解体が楽しみです





 上の写真はポーチの壁 (菱形に見えるのがラス網です。) と


天井のウェスタンレッドシーダー (ヒノキ科、軽量で狂いが少


なく水にも強い材料、デッキや外壁材としてもよく使われます) 。


どうしても天井のどこかに無垢の木を使いたいというS様の強い


ご要望で、玄関のポーチの天井に採用することとなりました。


天井を見上げたときに一面がレッドシーダー通常ですと外壁


が下がってきた部分と天井の取合いには、板金の見切り材が


見えてきますが、ここがこの天井のこだわり】ガルバリュウム


の板厚のみで仕上がっています ( 折り返し含め2mmほど )。


レドシーダーそとん壁以外、余計なものを見せないための


特別な納まり、 スッキリとシャープなラインでレッドシーダーと


そとん壁のコントラストを強調するねらいがあります。
現在は


無塗装の状態ですが、これから外装用クリアーオイルを塗装


すると色の濃淡がさらにハッキリと出て鮮やかな色彩となります。


白いそとん壁との相性もバッチリのはず、これまた楽しみです



by 津野幹也
無垢材

 S様邸の大工工事も折り返しを過ぎ、もうじきラストスパートと言


ったところ。こちらはLDKにつながる5.0帖の和室の板畳の写真。





 節の無いヒノキ無垢材を使用しています。本格的な真壁(柱


が表しになる)の和室ではありませんが、そのほかの敷居や畳寄


などの造作材もヒノキ科の一種である米ヒバ材で仕上ています。


 見た目の美しさや足触りの良さはもちろんですが、香りも楽しめ


るが無垢材のいいところ。掃除の際に固く絞った雑巾で拭いてや


れば、何年経ってもその香りを楽しむことができます。既製品の


フローリングと比べれば柔らかくて傷もつきやすいのが欠点と言


えば欠点ですが、ある程度の傷であれば、濡れたふきんをあてて


スチームアイロンをかけると、たいていは元に戻すことができます。





             【LDKのウォールナット】



               【和室のヒノキ】


 既製品は傷がつきにくいように特殊な塗装を施している場合が多


く、そのために表面はツヤツヤのピッカピカ、それはそれでキレイ


なのかもしれませんが、梅雨どきなどはペタペタ足にくっつく感じが


したりもしますし、冬は冬でヒンヤリと冷たい足ざわり。


 それに比べ自然塗料を塗った無垢材のマットな仕上りは、いつで


もサラサラの感触で温もりがあります。 LDKのウォールナットとも


マットな質感がバッチリ。初期の費用はかかりますが、住みはじめ


たら必ずこの良さを実感してもらえると信じています。



by 津野幹也




 
上がり框(かまち)

  こちらは、5年ほど前からよく弊社で採用しているフローリング、


このたびのS様邸でのご採用は、人気のウォールナット(くるみ)です。





 このフローリングの特長は、無垢材の質感をそのままに、床暖房


にも対応できるところにあります。集成材の基材に5mm厚の無垢


の挽き板を貼リ合わせてあります。


 こちらは、その挽き板部分を利用して玄関の上がり框(かまち)


を製作している様子。





 「上がり框(かまち)」とは、辞書を引くと「玄関などの上がり口


に付ける化粧の横木」とあります。建築用語で言う「化粧」とは、


いわば「見せ場」のようなもので、框は玄関の顔にもなるような


部分ですので、フローリングに合わせる場合の框は、毎回その


現場の棟梁に、記念の意味も含めて手作りしてもらっています。


 下は西区のS様邸の玄関。同様にアメリカンブラックチェリー


のフローリングの挽き板部分を利用して作ってもらったもの。





 下は少し変わった納まりですが、同じ挽き板のフローリングの


端材を有効利用した框、2mm厚のビニル床タイルを5mm厚の


挽き板部分に突き付て仕上げました。巾木も同じく端材を利用し


て壁より挽き板の厚み分の5mm出っ張るような納まりにしてあ


ります。スッキリとシンプルな仕上がり!





 同じ材を使った既製品の框より、フローリングの挽き板部分を


利用して大工さんに作ってもらったほうが節約にもなるし、巾も


高さも自由自在、「T' home」ならではのオリジナル商品なのです。


下はアメリカンブラックチェリーの完成写真。





 S様邸の框の取付けも完了しました。「バンバンら、バンバンら」


(バッチリ決まったと言う意味) と棟梁も満足げな様子でした。




 貼り上がったフローリングの様子を、休日をつかって見に来られた


S様からも大変に喜んでいただきました。


 毎回のことなんですが、この框と貼り上がったフローリングを見る


「間違いなくいい家になる」と思える瞬間なのです!



by津野幹也


長期優良住宅の構造見学
  今日は肌寒く、大雨の一日でしたが、そんな天候のなか、

現在プランのご依頼をいただいている、E様ご家族に構造見学にお越しいただきました。

本当にお足下の悪い中ありがとうございます



外壁の『そとん壁』に興味を持たれているということで、下地になる部分をご覧いただいたり、

発泡ウレタンが充填された壁内部の説明もさせていただきました。



発泡ウレタン吹付けの長所は何か・・再度のご説明になりますが、

施工技術に左右されず、気密住宅が造りやすいこと!です。

すき間のできやすいコンセント廻りにも発泡してシッカリ入り込みますから。

ただし材料のコストは高くつきます。

充填断熱の場合、グラスウールなどの繊維系断熱材を柱間に詰めて

ゆくのですが、材料価格は安くても気密をとれるように施工

するのに大変な手間がかかります。

換気システムなども含めたトータルでは、やはりコスト的には発泡ウレタン

が高くなりますが、気密住宅をつくるならミスが少なくて安心ということです。


構造部分だけでなく、そとん壁施工の様子なども興味があればお声掛けくださいね。

現在プランの作図中ですので、もう少々お待ちください。


byおぐま





そとん壁の外壁
 
S様邸の外壁は「そとん壁」と「ガルバリュウム鋼板」。


道路側から見るとほとんどが「そとん壁」になります。





こちらの白いシートは透湿性のある防水シート。このように


外部からの水の浸入を防ぎつつ内部の湿気は逃がし、結露


による腐食などから建物を守る重要な役割を持つものです。


(雨水をはじいてるのが見えますか?)





このあとの工程はラス網という金網をシートの上に留め付


けて、そとん壁の下塗りを10mm塗ります。2〜3日の養生


期間をとった後、上塗りを8mm塗って3〜4時間乾燥します。


その後かき落し器と言う金のブラシを丸く回すように動かして、


上塗りの表面を削っていく「かき落し仕上」を施工する予定。


(かき落したあとのそとん壁は小さい袋などに入れて下駄箱


などに入れておくと調湿や脱臭に効果を発揮します。)


色は左上の一番白い色で決まり、完成が楽しみです!!




台風などで天候も不安定になっています、天気予報とにらめっこ


をしながら慎重に工事を進めていきます。



by 津野幹也
祝上棟
 

S様邸の上棟までの流れをご紹介します。土台敷きも終えて上棟のための


資材の搬入です。上棟の作業がスムーズに行えるよう、組み建てる順番を


打合せながら資材を積み上げていきます。丸一日掛かりの作業となります。





搬入後は、突然のゲリラ豪雨などで材料を濡らさないようにブルーシートで完璧


に養生、最近は資材の盗難などもよく耳にします、盗難防止などの面からも大切


な役目を果たしてます。





上棟1日目はレッカー車の出動です。1日で2階の柱・梁・小屋組まで、人の手で


運ぶのが難しい部分の作業は全て終わらせてしまいます。当社の専属大工8名
 

が作業にあたりました。






2日目の様子、間柱や窓の下地を入れたり、屋根をふさいだりと作業が続きます。





3日目の上棟式当日の様子、3時の休憩を終えてから、全員で現場の清掃をして


上棟式(簡略式ですが)の準備です。





まずはS様に棟梁の紹介、その後S様より自己紹介を兼ねた御挨拶をいただきました。





幣束( 魔よけとなるお守りのようなもの )の取付けは棟梁にまかせて、S様には1階


の屋根の隅2か所にお酒をまいていただきました。(少し怖がられていたようです。)


現場を簡単にご案内した後で、S様ご家族全員で記念撮影をして上棟式も無事終了。





最後にS様ご家族より、作業にあたった大工8名はもとより社長と私の分


までお弁当とお菓子をいただきました。どうもありがとうございました。



外装の色もほぼ決まり、これからは楽しい内装の色決めになります。


引き続き打合せのほうよろしくお願い致します。



by 津野幹也