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破風板
 こちらは中央区長潟のI様邸、外壁の板金工事も本日でほぼ完了。





下の写真は片流れの屋根の先端部分の写真。


屋根の下にある板状のものが破風板と呼ばれるもの。


特に片流れの屋根では強風時に雨が吹き込まぬようにある程度の高さをとっています。


同時に壁体内に入り込んでしまった湿気を外壁の通気層より外部に放出し、


壁体内の結露を防止する外壁通気工法の通気部材の役目も果たします。





雑誌などで破風板の無い、屋根材を折り返しただけ?のような片流れの家をよく見掛けます。


たしかにシンプルでシャープな印象を与える納まりですが、外壁にピッタリとくっついて見えます。


おそらく外壁の通気など満足に取れておらず、


雨風の強い時には下がりの少ない下端から雨水が吹き込む可能性が大。


気候の良い地域ではいいでしょうが、雨風の強い新潟では危険です。


通気が取れていない上に雨水が壁体に入るようでは下地や躯体を痛めてしまいます。


上の写真の破風板は20冂の一枚板に屋根・外壁と同材のガルバリュウムで包んだもの。


いつもそうですが表からあまり見えない敷地の裏側は一枚の破風板で仕上げます。


下の写真の様にメインの道路側など建物正面では出来るだけシャープな印象となるように


10cm程の破風板を上から重ねて打ち2重の破風板にします。


確実に1枚の破風板より高さが低いように見えてシャープな印象となります。





当然のように手間も材料も2重となりますが、意匠性と実用性を兼ね備えた重要なパーツです。



津野幹也
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