T's home/津野建設株式会社のスタッフブログ
K様邸 上棟
ブログの更新ひさしぶりです

さてK様邸、先日無事に上棟をむかえました。

自社大工9名が総出の作業です。



2日目の午後にはK様ご家族とご両親がこちらも

総出で御見学。



幣串(へいぐし)を小屋裏に取り付けてもらい

お神酒でお清めをして上棟の儀式を終えました。




作業終了後にはK様ご家族より全員に豪華な

お弁当をいただきました。作業員のみならず、

わたくしの分までご用意いただきましてどうも

ありがとうございました。その日の夕食に大変

おいしくいただきました。

by 津野幹也

H様邸 躯体工事
 こんにちはだいぶブログの間隔が空いてしまいました

けっしてサボっていたわけでなく・・・

おそらく日本全国同じだと思いますが地震の影響で

建築材料の納品にも支障がでておりまして、対応に追われておりました。

お客様には工期の面で、多少なりともご迷惑おかけするかもしれませんが

どうぞご了解ください


さて。H様邸の構造体についてですが・・

長期優良住宅のため耐震等級2の仕様になっております。

梁も大きく、外まわりは壁倍率2.8ケナボードで覆われています。

ケナボードとは壁の強度を高めるためだけでなく、

非常に透湿性の良い材料で、室内側から壁内に進入してしまった水蒸気を

外へ逃がす役割があります。



断熱材は天井・壁とも、アクリアネクストを採用しました。

これは袋入りの断熱材で袋の耳の部分を間柱に

留め付けていきます。室内側の防湿シートを切らないようにして、

防湿シートを桁と床下地にかぶせて施工します。

比較的ローコストで出来る断熱方法と言えると思います。


そして工事の進み具合に合わせて、お施主様との内装打合です。

ご覧のような提案ボードで、印刷ではなく実際の材料の質感・色等を

確認していきます。内装工事が始まるとだんだん家の感じが

掴めてきますよ、楽しみですねH様



by おぐま



東北地方太平洋沖地震について
 3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震により、

亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、

被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心より

お見舞い申し上げます。今なお行方不明となられている

方々の、一刻も早い救助、そして一日も早い復旧・復興

をお祈り申し上げます。

        津野建設株式会社 代表取締役 津野樹志

K様邸 基礎工事

K様邸は地盤調査(スウェーデン式サウンディング)

の結果、支持杭+布基礎の採用となりました。



6mの支持杭(鉄筋コンクリート製)を約1間(1.8m)の

ピッチで41本施工しました。(モグラの塚みたいです…)



掘削後の様子、地面からでた杭の頭を基礎の

底盤の高さにカットして基礎工事に進みます。



つぎの工程が「基礎工事の基礎ともいえるもので

「捨てコンクリート」(レベルコンクリート)の打設です。



H様邸でもありましたように、鉄筋を覆うコンクリート

の厚み(かぶり厚といいます)を均等に確保するため

には大変重要な工程です。1cmのかぶりの違い

でコンクリートの中性化(により中の鉄筋を腐食させる)

に対する耐久性が10年も違うと言われています。

砕石を下地にした場合では1cm程度の誤差はめずら

しくなく、作業性も悪いために施工精度がさらに悪く

なる悪循環に陥ります。大きな建物ではあたりまえ

に行われていますが、住宅の基礎工事ではまだまだ

省略されがちなのが現実のようです

by 津野幹也


家紋のお話 その1
  皆さんは、ご自分の家の家紋をご存知ですか?

家紋の起源は平安時代・・・家系・血統・家柄を表す紋章として

使われ始めたそうです。

昔は公家、武家など身分の高い者だけが使っていたようですが

その後、江戸時代ごろから一般庶民も自由に家紋を持つことが

許されていたため広まっていったそうです。

・・・と、家紋のお話はものすご〜く、深〜いお話で

こんなに短い文章の中では書ききれないんです(が、あえてザックリと)

現代では家紋を見かけるものといえば、紋付の着物お墓御仏壇

などがありますが、その他には何があると思いますか?

 
そうです、屋根の鬼瓦です


鬼瓦の中央に家紋をはめ込むのです。

その家紋は屋根屋さんの持っている紋帳という本の中から

探し出します


これがその紋帳ですが、1ページに20個×253ページで

合計 5060個 もの家紋が掲載されております

でもここに載っていない家紋もまだまだあるようで

日本にはおよそ2万個もの家紋があるそうなのです。

どれも計算されつくした美しい形、デザインのものばかりです。

この紋帳は本当に見飽きることがありません、

すっかり家紋の虜になってしまいますよ・・・

 最近は和風の瓦で屋根を葺くこと自体が少なくなっています、

せっかく和風の鬼瓦が乗っていても家紋のついていないお宅も

けっこうあります、とっても素敵な日本の文化ですから、

皆さん、家紋を付けましょうよ

by おぐま