T's home/津野建設株式会社のスタッフブログ
壁体内結露を防ぐには

こんにちは、今日は当社でいつも採用している

耐力面材ダイライトについてのお話です。

写真のように外周りに張ってあるボードがダイライト。

耐力面材というのは、地震や風に抵抗する壁を造るため柱〜柱に

細かい釘ピッチで張るボードのことです。



耐力壁としての能力としてはもちろんなのですが、

特筆したいのは、透湿性の高さです。

当社ではダイライトを張り、そこに現場発泡ウレタンの断熱材を

吹付けています。



室内の湿気は壁の中のウレタン断熱材を通りぬけ、

耐力面材も通り抜け、通気層に排出されなければなりません。

ですので、湿気を通しやすい面材でないと壁内に湿気が溜まり、

壁体内結露を起こすのです。

下の表は、面材別の透湿性を表したもの。



表の一番上の段を見ると、構造用合板の4倍以上

ダイライトの透湿性が高いのがわかります。



上の表は壁の断面を表していて、壁のどこで結露が起きているか

見て取れます。(一番下の青の線が山形になっている部分、 少しわかりづらいですが)

構造用合板(左上)では壁体内結露が 起きているのに比べ、

ダイライト(左下)ではほとんどありません。

選んでいるのには、理由があるのです。

byおぐま

今週末は地鎮祭
2月も今週で終わり…だんだんと暖かくなり春らしくなってきました。


今週末 T's home では新築住宅の地鎮祭を2件控えています。


1件目の地鎮祭は新発田市荒町I様邸


15〜16件ほどの新しい住宅が建ち並ぶ分譲地内にある最後のひと区画。


北側の道路に面した100坪弱の大きな敷地です。





南側はこのとおり広大な田畑の広がるすばらしいロケーション!!





眺望も抜群、日当たりのいいお宅になります。


こちらのI様邸の完成は7月中旬を予定しています。



2件目はこちらビッグスワンの東側に位置する人気の分譲地。





新潟市中央区長潟M様邸。こちらは北側と南側が道路に面する63坪の敷地。


1台分のインナーガレージ付4LDKの間取り。


こちらもI様邸同様、日当たり抜群のお宅になります。


完成は7月初旬を予定しています。乞うご期待!!




津野幹也
工事も大詰めです
こんにちは、こちらは賃貸住宅の現場です。

工事も大詰め、文字通り今日は現場ではいろいろな業者さんが

仕事をしています。

エアコン取付の業者さん、





タイル屋さん、



ガス屋さん、



このあと給湯器取付の業者さんもはいってきます。

内部は終了で、今週末はハウスクリーニングです。

とても慌ただしい月末を迎えています汗


さて昨晩、うちの娘に

『うちのお雛様は〜?保育園ではもう飾ってるよ〜』

と言われてしまいました。はっ

なんだか気忙しくて、いつもなら節分が終わると

飾っているのに、すっかり忘れていました。

今週末はお雛様七段飾り・・だすぞ〜汗

byおぐま


 
床の補修
モデルハウスにご来場いただいたお客様によくご説明させていただくのが床のフローリングについて。


その中でよくご質問いただくの無垢板の傷について。


今回は自己流ですが床のへこみ傷の補修の仕方をご紹介します。(あくまで自己流ですので参考までに。)


こちらのへこみ傷は巾2.5cmくらい、深さは手前から奥にかけて深く最大で1mmほどでしょうか。


かなり目立つ大きなへこみ傷です。





まずご用意いただくものはスチームアイロン。





傷の大きさに合わせて切り込み入れたタオル。水で濡らして絞ってください。


床のへこみにタオルの切欠き部分を合わせてスチームアイロンをかけます。


様子を見ながら数回繰り返しアイロンをあてます。今回は5回ほど繰り返しました。





その後アイロンを当てた部分の毛羽立ちを細かな紙ヤスリなどで滑らかにします。





(私の場合オスモカラーのポリッシュパットを使います。スチールウールのようなもの。)


最後の仕上げにオイル塗装を施して作業終了。


少し分かりにくいかもしれませんが、手前の浅い部分はほぼわからなくなりました。


奥の深い部分は完全には戻せませんでしたが補修前よりは目立ちません。






このように自分で直すのがまた楽しい無垢板のフローリングの良さでもあります。



津野幹也
上棟しました
こんにちは、寒いですね〜。

今年は暖冬だと言われていますが、やっぱり2月は寒いです寒い

こちら南区S様邸が、本日上棟しました。



お昼すぎに現場に行った時は、まだ1階までしか構造材が

組まれていませんでしたが、夕方までには2階まで出来上がり、

明日の上棟式には、屋根の下地材が張られていることでしょう。



大工さん達、寒い中お疲れ様です。ケガの無いよう、安全第一で!

byおぐま
今週末上棟です。
現在着工中の南区大通黄金S様邸が今週末いよいよ上棟です。


真冬の基礎工事も十分な工期設定で無事終了。


プレカットを終えた材木が現場に搬入されました。





本日は足場の組み立てを終えて、休み明けの木曜日は上棟準備。



天候の安定した時期であれば休み明け即上棟といったところですが、



天候の悪いこの時期はすべてにおいて焦りは禁物、すべての工程に余裕をみて安全を図ります。







完成は4月末、ゴールデンウィーク明けに完成見学会を予定しています。




津野幹也
仕上工事に入りました
こんにちはニコッ賃貸住宅の現場は仕上段階に入りました。

システムキッチンも取り付いて、表具も3棟の内1棟が

貼り終えました。





こちらは玄関収納↓↓

けっこうタップリ入りそうです。



ポーチの脇には、外収納も完備しています。



仕上工事に入った途端、あっという間に出来上がり!という

感じになってきました。

来週には足場も解体されるので、やっと全貌が見えてきます。

byおぐま




 
懇談会
先週末はとある懇談会に出席するために石川県の金沢市まで出張。



懇談会のメインは新建新聞社の三浦社長による『 住宅産業大予測 2015 』の講演です。







人口減少や格差拡大などさまざまな問題で市場や規模の縮小が加速する住宅業界で、



地域工務店が勝ち残って行く為の秘策をたっぷりと教えていただきました。



2時間ほどの講演はアッという間、今後の活力になる実に興味深い講演会でありました。








懇談会後の夕食は北陸最強居酒屋とウワサされる有名店『 こいで 』さんへ。



こちらでは活きのいい新鮮な魚介類をたっぷりと堪能させていただきました。





翌日は帰りの電車が午後1時半ということで駆け足で市内観光。



最初に訪れたのは、宿泊したホテル日航金沢からタクシーで10分ほどの所にある『 21世紀美術館 』。







展示内容などは何も調べず行き当たりばったり、建物だけ見学するつもりでいました。



ところがそこでなんともタイムリーな展覧会に遭遇、その名も『 ジャパン・アーキテクツ 1945−2010 』







思わぬ展開にワクワクドキドキ興味をそそられます。



こちらは戦後1945年から2010年までの日本建築史を紹介する展覧会。



日本を代表する建築家たちの思考の過程を示す貴重なオリジナル作品約300点を展示。



CAD図面やCGではなく、スケッチや手描きの図面などを見ていると丸一日見ても足りないくらい…面白かった!!



後ろ髪を引かれつつわずか1時間ほどで美術館を後にして、次に訪れたのは向かいにある『 兼六園 』。






こちらではさらに大慌て、競歩選手さながらの速さでショートカットしながら見学することに。



おかげで電車にもなんとか間に合い、無事帰路に着くことができました。



慌しい旅になりましたが、たいへん実りのある新年の懇談会となりました!!



津野幹也